【ななプロ】 [file_16]
 「ななプロ」は"いい仕事をしている"と七日町でウワサになっているプロのみなさんを紹介します。
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【山形大沼】コンシェリジュ 朝倉 光子さん
七日町1-2-30 エ023-622-7111
営業時間/10:00〜19:00
5月の定休日/5月11日(火)

今月のななプロは、お客様が望むあらゆるご相談に対応する職種『コンシェリジュ』の朝倉光子さんに話を伺いました。

「仕事は無限大」

『コンシェリジュ』は、欧州の都市に多い集合住宅の出入口の門番"CONSIERGE"(フランス語)がルーツで、主に欧州のホテルを主とした職業である。

大沼山形本店さんでは、彼女を3年前から大沼初の『コンシェリジュ』に任命した。『コンシェリジュ』は、店内の情報はもちろんの事ながら、周辺地域の情報に対しても正確且つ、スピーディに対応しなければならない。よって、朝倉さんは常に店内外の情報収集に奔走している。

「『コンシェリジュ』に任命されて、初めての仕事は、『3ヶ月間、毎日店内を見て歩け』でした。私自身、当店に30年間勤務していましたから、ある程度の店内に関する知識は持っているつもりでしたが『コンシェリジュ』になるにはその知識・情報では全然足りず、任命されてから3年経ちますが、全てのお客様に対応するには、まだまだ勉強不足ですね。

例えば、商品の陳列は日々変化しますし、社内の人事におきましてもお客様や取引先の企業の方からの質問に答えられるように全社員の顔と名前を把握できるように努力しております。

また、周辺地域の観光スポットや飲食店についての質問にも対応しなければなりませんので、本来であれば実際に観光スポットやお店に赴かなければならないのですが、店内の紹介だけで、手いっぱいなので中々回ることが出来ません。ですが、最近ですとインターネットHPやタウン情報誌等でカバーしております。しかしながら、『味』についての質問に関しては、個人の好みもありますので、いつも頭を悩ませています。」

また、障害者に対してのフォローも『コンシェリジュ』の役割との事。「本来であればハードの部分でカバーしなければならないのですが、現実的に考えますと店内のバリアフリー化には、莫大な予算が必要となります。ですが、そういったお客様にも当店へ足を運んでいただき、ショッピングを楽しんでいただきたいので、私がソフト面でフォローできるようにしています。この方針は、当店独自のものですから、私がさきがけとなって当店オリジナルの『コンシェリジュ』像ができればと考えております。」
 彼女の仕事は今後も『無限大』に広がっていくだろう。
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